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ドッグスタンスの「鹿肉」へのこだわり
ドッグスタンスは、メインの原材料に野生の鹿肉を使用しています。
また、使用する野生のシカは、その産地や品質にもこだわっています。

ドッグフードになぜ鹿肉を使用するのか。
なぜ入手困難な野生のシカにこだわるのか。
また、その産地や品質へのこだわりについて。
ドッグスタンスの「鹿肉」へのこだわりを、順を追ってご説明します。
進化の過程から見た「鹿肉」
食を考える上で、最も注目したのが進化の過程です。
どんな犬でも祖先はオオカミです。
肉食動物には動物性タンパク質は必須ですが、そのオオカミがメインで食してきたのが、鹿を中心とした反芻(はんすう)動物でした。
ドッグスタンスが、メインの原材料に「鹿肉」を使う理由がここにあります。

栄養面から見た「鹿肉」
鹿肉を他のお肉と比べてみると
- アレルゲンになりにくい
- 高タンパク
- 低脂肪
- 鉄分や亜鉛、ビタミンB2、B12を多く含む
- オメガ3脂肪酸を多く含む
高タンパクで低脂肪!
食 品 名 | エネルギー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
鉄分 (mg) |
---|---|---|---|---|
鹿 肉 | 90 | 21.9 | 0.3 | 4.6 |
牛 肉 | 316 | 16.5 | 26.1 | 2.4 |
豚 肉 | 157 | 19.7 | 7.8 | 1.1 |
鶏 | 138 | 22.0 | 4.8 | 2.1 |
など、とってもヘルシーで、栄養価の高いお肉であることが分かります。
鹿肉は、進化の過程からだけでなく、栄養面から見ても、犬にとって理想のお肉と言えます。
「野生のシカ」へのこだわり
ドッグスタンスで使用している鹿肉は、野山を駆け巡っている「野生のシカ」です。

野生の鹿肉は安定的な入手の難しい貴重な原材料です。
自然の影響を受けやすく、毎月決まった量が安定供給されることはありません。更に新鮮で良質なお肉となると確保が難しくります。
しかし、家畜動物と野生動物は、食べているものや環境が違います。
例えば食用牛は牛舎の中で運動をさせず、草食動物である牛に穀物を与えます。生産性が優先された結果、脂肪を蓄えたカロリーの高いメタボ牛が多くなり、穀物主体に飼育されることで、肉に含まれる脂はオメガ6過多になります。
このように、家畜動物と野生動物では、お肉の質が変わってきます。
豊かな森の木の実などを食べ、野山を駆け巡っている野生のシカは、無駄な贅肉がなく質の高いお肉になります。
また、飼育された動物と、厳しい自然の中で育った動物では、単に栄養バランスがよいだけでなく「生命力」も違うと考えています。
大自然の中で育つことは、飼育された動物には得られない開放感があります。反面、食料の確保や縄張り争い、命を脅かす天敵の存在など、自然は厳しさも併せ持っています。常に緊張と緩和の繰り返しの中で育った鹿は、「生き抜く力=生命力」が強くなります。
科学的なバックデータを指し示すことは出来ませんが、この野生動物が持つ「生命力」をいただくことが、犬の健康にとても大きな意味があると私たちは考えています。
ドッグスタンスが、入手困難な「野生のシカ」を使用する理由がここにあります。
鹿肉の産地へのこだわり
ドッグスタンスで使用している鹿肉の産地は、兵庫や京都の山間部を中心に西は中国地方の山間部を含みます。
この地域は、丹波の黒豆や京野菜などが有名ですが、日本の中で最も美味しい野菜が取れる場所の一つと言えます。
特に、京都北部・兵庫中部以北の地は、太古の昔、海だったところが2000m程隆起して出来た大地で、ミネラルなどの栄養バランスもよいと言われています。
ドッグスタンスでは、この豊かな大地で育った森の木の実などを食べている「野生のシカ」を使用しています。

品質へのこだわり
ドッグスタンスでは、愛犬に安心して食べてもらえるように、品質にもこだわっています。
ジビエブームもあり、高品質の鹿肉を供給できる新しい取引先を見つけるのも、大変難しくなっています。
「ペット用はこの程度で…」と食に適さないレベルの肉を提案される場合もありますが、弊社ではこのような鹿肉は全てお断りしています。
ラベルの表示を見ても品質まで判断することはできませんが、人間の都合よりも「犬の健康に寄与したい」という作り手の責任と良心がなくてはならないと考え、高い品質の維持を徹底しています。

~コラム~
社会問題を、ビジネスを通じて解決する道を探る
ドッグスタンスでは、国内に生息する野生の鹿を使用していますが、決して乱獲したものではありません。
捕食もせず、天敵のオオカミもいない現在では、鹿による環境破壊が問題となっています。
獣害として間引かなくてはならない鹿。その鹿の有効活用と循環型社会を目指しています。
私たちは、このような社会問題は、心ある方に依存したボランティアだけでは、解決する事が難しいと考えます。長く継続して取り組んでいくためには、持続可能な枠組みを作っていくことが必要で、その一つがビジネスを通じて取り組むことだと考えています。
皆様のご理解ご協力を賜りながら、今後もより多くの自治体や団体との連携を深め、日本が抱える里山の問題を解決する一つの方法としても活動していきたいと考えています。